• "猪飼健祐"(/)
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  1. 大府市議会 2022-09-21
    令和 4年第 3回定例会−09月21日-04号


    取得元: 大府市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    令和 4年第 3回定例会−09月21日-04号令和 4年第 3回定例会 第4日目  令和4年9月21日(水曜日)   午前 9時00分 開議   午前11時22分 散会 1 出席議員    1番  小山昌子    2番  大西勝彦    3番  久永和枝    4番  鷹羽富美子    5番  三宅佳典    6番  野北孝治    7番  木下久子    8番  藤本宗久    9番  太田和利   10番  酒井真二   11番  鷹羽琴美   12番  加古守
      13番  森山守   14番  柴崎智子   15番  国本礼子   16番  山本正和   17番  早川高光   18番  鷹羽登久子   19番  宮下真悟 2 欠席議員    なし 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員    事務局長   鈴置繁雄    議事課長   原田好美    議事係主任  野崎雄介    議事係主任  榊原紗希    議事係主任  鈴木伸男 4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長         岡村秀人    副市長        山内健次    副市長        山田祥文    教育長        宮島年夫    企画政策部長     新美光良    総務部長       玉村雅幸    市民協働部長     信田光隆    福祉部長       猪飼健祐    健康未来部長     中村浩    健康未来部担当部長  阪野嘉代子    都市整備部長     伊藤宏和    都市整備部担当部長  松浦元彦    産業振興部長     寺島晴彦    水と緑の部長     近藤重基    教育部長       浅田岩男    主席指導主事     二村圭史    秘書人事課長     長江敏文    企画広報課長     太田雅之    法務財政課長     平野陽介    行政管理課長     近藤豊    道路整備課長     山縣豊 5 議事日程  第1 諸報告   令和3年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価について  第2 議案第48号 大府市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公営に関する条例の一部改正について  第3 議案第49号 大府市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について  第4 議案第50号 大府市手数料条例の一部改正について  第5 議案第51号 大府市保育所の設置及び管理並びに保育の実施に関する条例の一部改正について  第6 議案第61号 大府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について  第7 議案第52号 令和4年度大府市一般会計補正予算(第5号)  第8 議案第53号 令和4年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  第9 議案第54号 令和4年度大府市水道事業会計補正予算(第2号)  第10 議案第55号 市道の路線変更について  第11 議案第56号 市道の路線認定について  第12 議案第57号 市道の路線廃止について  第13 議案第62号 訴えの提起について  第14 議案第63号 令和4年度大府市一般会計補正予算(第6号)  第15 議案第62号 訴えの提起について  第16 議案第63号 令和4年度大府市一般会計補正予算(第6号)  第17 議案第58号 固定資産評価審査委員会委員の選任について  第18 議案第59号 教育長の任命について  第19 議案第60号 教育委員会委員の任命について 6 会議に附した事件   議事日程と同じである。 ○議長(早川高光)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は19名で定足数に達しておりますので、ただいまから本会議を再開します。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布しました日程表により進めたいと思いますので、よろしくお願いします。  なお、会議録署名議員は、先に指名しました2番・大西勝彦議員及び3番・久永和枝議員にお願いします。  日程第1、「諸報告」を行います。  本日、教育委員会から議長宛てに、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定により、「令和3年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の報告書」が提出されております。  お手元に報告書の写しを配布しておりますので、これをもって報告とさせていただきます。  日程第2、議案第48号「大府市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公営に関する条例の一部改正について」から、日程第6、議案第61号「大府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は各常任委員会に付託してありましたので、各常任委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長鷹羽琴美・登壇) ◎総務委員長鷹羽琴美)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、9月15日、委員会室1において委員7人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  なお、本日御報告します議案第48号、議案第49号及び議案第52号につきましては、開催日及び委員の出席状況は同様でありますので、以降の報告では省略させていただきます。  始めに、議案第48号「大府市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公営に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、令和元年度の大府市議会議員選挙における候補者1人当たりの公費負担の総額について、その平均額、最高額及び最低額は幾らであったか。  答え、公費負担の総額の上限が60万8,310円に対し、平均額は33万7,089円で、最高額は56万9,865円、最低額は12万6,750円であった。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論が委員1名からありました。  その内容は、「財源が税金である以上、本市の実態に即した負担額とすべきであり、国に準じた限度額の引上げは必要ないと考えるため、反対とする」といった趣旨のものでした。  次に、議案第49号「大府市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、男性職員育児休業について、取得目標はあるか。  答え、次世代育成支援対策推進法に基づく大府市役所行動計画(第4期)の中で、取得率25パーセントを目標値として定めている。  問い、妊娠や出産の申出があった場合、面談その他の措置を講じなければならないとあるが、どのようなことか。  答え、育児休業の意向を確認するため、直接面談するだけではなく、書面や電子メールを用いた案内や意思確認を行うものである。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員2名からありましたので、それぞれの内容を簡潔に御報告します。  その内容は、「男性職員育児休業を取得しやすくなり、ともに育児を行う道が開かれることになるため、賛成とする」といった趣旨のもの、及び「育児休業に関する改正内容を全ての職員に対し、積極的に周知していただきたいとの意見を添え、賛成とする」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。
    ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、建設産業委員長の報告を求めます。建設産業委員長。              (建設産業委員長木下久子・登壇) ◎建設産業委員長木下久子)  議長の御指名がありましたので、建設産業委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、9月13日、委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  なお、本日御報告します議案につきましては、開催日及び委員の出席状況は全て同様でありますので、以降、登壇しての報告では省略させていただきます。  始めに、議案第50号「大府市手数料条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第61号「大府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、知多都市計画大府横根平子地区計画の区域内における建築物の制限を定めるに当たって、地域住民からどのような意見が上がっていたか。また、その意見をどのように取り入れたか。  答え、地域住民に対しては、地域説明会や法に基づく縦覧及び意見聴取を行った。住民からは、市の所有地であるD地区の活断層、液状化への懸念、建物用途が未定であることから、建物を建てることに反対、建物の高さ制限の見直しについての意見があった。D地区は、低層及び中層の公共施設及び住宅地を中心にした、閑静で良好な居住環境の形成を図るため、今後の公共施設等の建設を考慮し、高さ制限を15メートルとした。また、地盤に関する対策は、施設の建設の際に設計上で配慮する事項であると考えている。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論が委員1名からありました。  その内容は、「大府木の山西部工業地区計画に関する部分については認めるが、大府横根平子地区計画については、区域内の建築物に関する制限の内容に納得できない市民がいるまま進められており、誰もが安全で快適な生活や活動ができるまちをつくるための計画となっていないので反対する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの建設産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長小山昌子・登壇) ◎厚生文教委員長小山昌子)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、9月14日、委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  なお、本日御報告します議案につきましては、開催日及び委員の出席状況は全て同様でありますので、以降、登壇しての報告では省略させていただきます。  議案第51号「大府市保育所の設置及び管理並びに保育の実施に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第48号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。4番・鷹羽富美子議員。 ◆4番議員(鷹羽富美子)  では、議案第48号「大府市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公営に関する条例の一部改正について」、反対の立場で討論いたします。  本議案は、選挙運動用自動車借入れ代と燃料代、選挙運動用ビラの作成代、選挙運動用ポスターの作成代の四つの経費について、国政選挙公費限度額の引上げに準じて条例を改正しようというものです。  選挙運動には、それなりに費用が掛かります。財力のある人だけが立候補できるというのは、公平ではありません。公費で一部を負担することにより、より多くの人に政治家を目指すチャンスが得られるよう、選挙公営に関する条例があることは評価しています。  しかし、その財源が税金である以上、負担額については、実態に即した規定であるべきです。その視点から、反対の理由を2点述べさせていただきます。  1点目は、限度額を引き上げる必要性がないからです。  2019年大府市議会議員一般選挙公費請求実績を確認しましたところ、22人の候補者がいましたが、公費負担総額の上限60万8,310円に対して、平均値は約6割の33万7,089円で、現行の条例の限度額と大きな開きがあります。  個々の請求額について言えば、例えば燃料代では、1日当たりの上限金額7,560円に対して、平均値は1,704円でした。なお、請求最高額は3,005円、最低額は808円でした。公費負担額との差は、4,555円から6,752円と、非常に大きな差があります。  国政選挙市政選挙では規模が違います。選挙区の広さが違います。わざわざ国政の規模に合わせる必要はないと考えます。  また、選挙運動用自動車借入れ代は、1日当たりの上限額は1万5,800円に対して、平均値は8,817円でした。  私の場合は、狭い路地に入って走るには、軽自動車が有効と考え、1日当たり6,480円の軽自動車を契約しております。  大府市の条例の公費負担上限額は、実態に即した金額とは到底言えません。消費税増税物価高騰を考慮したとしても、これら限度額の引上げをする必要はないと考えます。  2点目は、限度額を引き上げることは、選挙に関わる業者が、通常価格よりも高い価格で請求しやすい土壌を生み出しかねないからです。  以上のことから、本条例については、国に準ずるのではなく、実態に即した規定に改正するよう申し述べ、反対討論といたします。 ○議長(早川高光)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第48号「大府市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公営に関する条例の一部改正について」、反対の立場で討論させていただきます。  大府市議会議員選挙又は大府市長選挙で、選挙運動に係る費用の上限を引き上げる議案であります。  1日の選挙カーリース代1万5,800円を1万6,100円に、1日当たりの燃料代7,560円を7,700円に、ビラの作成費を1枚当たり22銭、掲示用ポスター作成費の公費としての上限を引き上げるものです。  この間、消費税が8パーセントから10パーセントに引き上げられたこと、燃料費の高騰に対応するという理由であります。  誰もが立候補できるために必要な経費でありますが、2019年の市議会議員選挙の実態は、燃料代だけ見ましても、上限が5万2,920円に対して、請求している候補者の平均は約1万2,000円。上限を満たす候補者もいましたが、0円という候補者もいました。  選挙カーレンタルも同様、上限を超える候補者もいますが、利用していない候補者もあり、平均は、上限1万5,800円の約半分です。  2016年の市長選挙でも、選挙カーレンタル、ビラ、ポスターの作成費については、予算の4分の1、112万9,000円の支出で収まっています。  よって、市議会議員選挙選挙カーレンタル代、燃料代の上限に対して、平均が低い項目もある。市長選挙についても、燃料費など物価高騰、そして消費税増額分を考慮しても、現行の上限のまま公費で賄えると見込まれ、実態に合わせれば、引上げは必要ないと考え、反対するものです。  上限の引上げよりも、保障されていない事務所の借り上げ費などに充てられるよう、項目の幅を広げる。また、市議会議員選挙30万円、市長選挙100万円の供託金について、新しい候補者の負担を減らし、選挙資金の有無に関係なく、誰もが立候補できる仕組みに変えていけるよう、今後、私も含む大府市議会としても、国への働き掛けを行えたらと思います。  以上、意見を述べ、討論といたします。 ○議長(早川高光)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第48号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第48号「大府市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公営に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第49号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。16番・山本正和議員。 ◆16番議員(山本正和)  議案第49号「大府市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」、自民クラブを代表して、賛成の立場で討論します。  この議案に賛成する理由は、次の三つです。  一つ目は、この条例により、男性職員育児休暇育児休業を取得しやすくなる可能性があるからです。  二つ目は、育児休業等を取得した男性職員が、女性一人に育児を任せきりにすることは、身体的にも精神的にも、そもそも無理なことであると気付く大きなきっかけになるからです。  三つ目は、子育てを楽しみながら、へとへとになりながら、エゴ丸出しでけんかしながら育児経験をすることで、本当に子育てしやすいまちとはどんなまちなのかという、自分なりの答えを見つけ出す大きなチャンスとなるからです。  さて、どうしてこんな条例が必要になってきたのでしょうか。  日本の社会は、1980年代以降、家族の在り方と雇用の在り方が変容したことにより、急速に少子化と高齢化が進みました。  そのため、それまで家族を支えてきた二世代・三世代家族は次第に減少し、女性が一人で育児をしなくてはならないような家庭環境がつくり出されてきました。  女性が一人で育児をすることは、本当に大変であり、頑張って頑張って、もう頑張れないくらい頑張っているという悲痛な声が聞こえてきます。  この条例は、令和4年10月1日、来月1日から施行されます。  もはや、「言い出しづらいから育児休業を取りにくいな」などと言っている場合ではありません。勇気を出して育児休業を取るのではなく、子育てしやすいまちをつくるために、胸を張って育児休業を宣言してください。赤ちゃんや配偶者から学び、そして、何より自分の器を広げるために、育児休業を取得してください。  最後に、男性職員育児休業取得率県内ナンバーワンを目指していただきたいとエールを送り、議案第49号に賛成します。  以上です。 ○議長(早川高光)  反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。3番・久永和枝議員
    ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第49号「大府市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」、賛成の立場で討論させていただきます。  今回の議案は、非常勤で働く職員が、育児休業等の取得に当たり、これまで子の年齢によって区切られていたものが緩和され、パートナーがより育児休業等を取得しやすくなる条例改正であること。育児休業の取得に関する回数を1回からそれぞれ2回へ引き上げる規定の整備。妊娠又は出産等の申出をした職員への個別の周知及び意向確認並びに育児休業に係る勤務環境の整備に係る規定の追加がされ、働きやすい条件に改正される内容であり、賛成をいたします。  次に、2点、生きた条例となるための意見を申し上げます。  全ての職員への周知についてです。  職員が働く上での規約についても、把握していない職員もいるため、書面での配布などによって、周知徹底を行う必要があります。  特に出産に関わる内容については、妊娠、出産等の申出があってからではなく、職に就いたときにポイントを押さえて周知した上で、出産等の時期に再度、具体的に説明をするなど、丁寧な説明、周知が必要です。  さらに、産休・育休明けは、復帰できるのかという不安に加え、職場が変わっていたり、同じ職場でも新たな事業が始まっていたりと、不安要素が膨らみます。  安心して復帰できる雰囲気や、無理のない範囲での情報共有ができるよう、配慮が必要だと考えます。  次に、職員の増員についてです。  特に、保育、福祉、教育、消防などは、職員数がぎりぎりでは、休みたくても休むことができない、又は休みを取りにくい職場でもあります。  現行の有給等の取得が困難な職場もあります。労働者の権利として、通常の有給等も保障した上で、今回の条例改正がより生かされるためにも、正規職員の増員で十分な体制の確保が必要だと意見を申し上げ、討論といたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。4番・鷹羽富美子議員。 ◆4番議員(鷹羽富美子)  議案第49号「大府市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」、賛成の立場から討論いたします。  育児休業取得回数制限の緩和、非常勤職員育児休業等取得要件の緩和や、妊娠・出産の申出を行った職員への制度の個別の周知及び休業取得意向の確認が義務付けられる等、男性職員非常勤職員育児休業を取りやすくなったことについては評価しております。  さて、次に2点、意見を述べさせていただきます。  一つ目は、生後8週以内に4週まで取得可能な出生時育児休業の創設についてです。  今までは、男性職員には、妻の出産前後に、育児参加休暇として5日間の休暇が認められていましたが、従来の育児休業とは別に、子の出生時に休業できることは、柔軟な育児休業の取得が可能になり、仕事と育児の両立がよりしやすくなります。  しかし、厚生労働省の令和3年度雇用均等基本調査によれば、男性の育児休業取得日数は、5日未満又は5日から2週間未満という短期間が5割程度を占めているのが実態です。  私も2人の育児を経験しましたが、生後3か月頃までは、怒とうのような毎日を過ごしました。幸い、夫婦とも実家が近く、両親に助けてもらって乗り切ることができましたが、そんなときに、ともに育児を担うパートナーがいてくれたら、どんなに心強かったことでしょう。  本市は、育児休業取得率の目標を25パーセントとしていますが、取得率にのみ注目するのではなく、対象者が安心して希望する期間を取得できるように、環境整備をしていただきたいと考えます。  二つ目は、この育児休業制度の改正は、妊娠・出産の申出を行った職員に対する制度の周知を義務付けているのはもちろんですが、子どもを産み育てやすい労働条件改正内容として、正規、非正規を問わず、全ての職員に対し周知することを意見として申し述べ、賛成の討論といたします。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第49号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第49号「大府市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第50号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第50号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第50号「大府市手数料条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第51号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第51号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第51号「大府市保育所の設置及び管理並びに保育の実施に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第61号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第61号「大府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について」、反対討論を行います。  知多都市計画地区計画の変更、大府木の山西部工業地区計画については認めます。  知多都市計画地区計画の決定、大府横根平子地区計画について、誰もが安全で快適な生活や活動ができるまちをつくるための計画となっていないため、次の理由で反対をいたします。  まずは、F地区についてです。  いつできるかわからない名古屋刈谷線沿道の利便性を生かした土地利用のために、B地区とF地区の用途変更を、住民の理解が得られていない中で進めようとしている点です。  自然豊かな住環境で暮らしていた市民が、自分の土地の半分に高い塀が迫り、もう半分は、望んでいないのに工場などが建設できる用途に変更されることになります。  快適な住環境とは、大府市から見た快適さなのでしょうか。  それに伴い、F地区については、大府横根平子地区計画に便乗した土地利用であり、今、急いで行う必要がないという点です。  大府市のまちづくり計画を強引に行うのではなく、時間が掛かっても、対象となる市民に理解してもらうまで、線引きを避けて行うなどの対応も可能です。  次に、D地区についてです。  通常、公共施設の利用のための土地は、施設の条件に合わせて購入しますが、大府市の保留地であるD地区については、高さ15メートルまでの公共施設が建設可能というだけで、使途が不明のままだということです。  大府市は、最初の計画で、このD地区については、高さ制限を12メートルとしていたものを、15メートルに引き上げています。  活断層があるというD地区には、高さのある建物は避ける必要があるという住民の声がある中で、高さ15メートルまでの公共施設の建設が可能となりました。  住民の中には、何ができるのかわからないという不安が残ったままであること。活断層があると言われている土地を何に使うかわからないまま、約4億円で早々に購入した理由も明確にされていません。  未定であるのであれば、今後、地域に必要なものを住民と一緒に考えていくことが大事です。  また、土地の用途変更に伴い、道路などが整備されれば、全く同じ家の土地や建物であっても、土地の価値は高くなります。  住民の望まない用途変更によって、固定資産税の負担も増えることになります。  誰もが安全で快適な生活や活動をすることができるという、「誰もが」という中には、既に住んでいる市民は含まれないのでしょうか。  まちづくりは、つくっていく過程も大事です。形をつくって終わりではなく、住民が責任を持って地域を維持していくためにも、大府市の都合で強引に進めていくまちづくりではなく、時間を掛けて理解を求めていくことは重要であります。  以上の理由で、横根平子地区計画案が含まれる議案第61号に反対をいたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  反対の討論はありませんか。4番・鷹羽富美子議員。 ◆4番議員(鷹羽富美子)  議案第61号「大府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について」、反対の立場で討論します。  知多都市計画大府木の山西部工業地区計画については認めますが、この議案には、知多都市計画大府横根平子地区計画の区域内における建築物に関する制限を新たに定めるものが含まれるからです。  地区計画とは、地区の住民が主体となり、自分たちのまちをよりよくするためのルールを、自分たち自身でつくっていく身近なまちづくりです。  本地区計画案は、去年の12月に地元住民に対して提示されました。  私は、横根平子関係住民有志と協力して、今年の1月、地区計画対象地域に実際に居住している54世帯、内訳は、土地区画整理地区内のA地区5世帯、土地区画整理周辺のB地区36世帯、C地区10世帯、F地区3世帯を直接訪問し、横根地区のまちづくりに関するアンケートへの協力を依頼し、37人の方から回答を得ました。  その結果を踏まえ、以下、反対の理由を3点述べます。  1点目、土地区画整理地区外の周辺住民にとって、必ずしも地区計画地域に入る必要がないからです。  アンケートで、地区計画地域に入ることについて回答を求めたところ、賛成6人、やや賛成が3人、どちらとも言えないが10人、反対が10人、その他が6人、回答なし2名と様々に分かれました。  理由を自由記述で回答を求めましたが、賛成の方の記載はゼロでした。  なお、反対の方のほとんどが、土地区画整理地区外の周辺住民でした。  意見として、現状の住宅環境で不満はない。B、C、F地区は落ち着いた住居地区で、地区計画に入るメリットはないなどと回答されています。  それに、地区計画に入らなくても、用途地域もそのままで、建ぺい率や容積率を変更することもできるからです。  2点目、土地区画整理地区内のD地区には、活断層や液状化現象が起きる場所が含まれ、そのような場所に、高さ15メートルの高さ制限をすることを容認できないからです。  D地区の下には、猿投‐境川断層系の南西端部に相当する高根山撓曲という活断層が通っています。  2018年、D地区内の保留地を保育園移転用地としていたときに、この断層に関して詳しい大学の教授にお伺いしたところ、断層の位置がちょうど予定地の真下辺りにあるかもしれませんという回答をいただいています。  また、大府市地域防災計画では、第4章「本市の自然条件」で、活断層として高根山撓曲を取り上げ、防災の大切さを基本理念の中で強調しています。  それに、D地区には、かつて水田であり湿地帯であった場所が含まれ、本市の大府市液状化予測マップの液状化現象の可能性がやや高い地域も含まれ、課題の多い土地であります。  これに対して、地盤に関する対策については、施設を建設する際に設計上で配慮する事項と考えていると回答していますが、そもそも、活断層のある場所に高さ15メートルほどの公共施設を建設することは危険ですので、市が購入した保留地を含むD地区の高さの最高限度を、現在の10メートルから15メートルとすることは容認できません。  なお、アンケートで、D地区の高さ制限15メートルについて、自由記述で回答を求めたところ、保留地に何をつくるのかという計画を住民に知らせないまま、高さ制限を15メートルにすることへの不信感と不安感を持つ記述が複数ありました。
     周辺住民への具体的説明と合意確認のないまま、D地区を特化して、高さの最高限度を15メートルとすることは、容認できません。  3点目、居住する住民の納得のないまま、土地区画整理隣接地のF地区を準住居地域と指定することは、容認できないからです。  今回の指定は、用途地域は、都市計画道路の計画線や隣接する用途地域の連続性を考慮した案としていますが、愛知県建設部作成の「用途地域の決定又は変更に関するガイドライン」では、4車線以上の道路沿道は、範囲が30から60メートルと幅を持たせています。  大府市都市計画図を見ても、機械的に準住居地域の範囲が決められているわけではありません。  それに、今回対象となる道路、名古屋刈谷線は、いつ完成するのかも未定の道路です。  今、なぜ、土地区画整理事業とは直接関係ないのに指定する必要があるのか、住民に対して、納得できる説明が必要です。  特にE、F地区の前には、児童の通学路となる生活道路が既にあり、ゾーニングしても意味がないと考えます。  したがって、機械的に線を引いて、F地区を準住居地域とすることは容認できません。  また、F地区に居住する住民の中には、この計画に納得されず、都市計画法第16条、第17条の縦覧後、指定の取消しを望む意見書を提出された方がみえます。  出前講座で配布された資料「まちづくり(都市計画)」の冒頭には、都市計画とは、誰もが安全で快適な生活や活動をすることができる「まち」をつくるための計画と書かれています。  準住居地域に入ることを望まないF地区の住民にとって、安全で快適な生活や活動をどのように保障されるのか、再度、検討していただきたいと考えます。  なお、土地区画整理地区内について、地区計画をつくり、まちのルールを決め、まちづくりを進めることは必要ではありますが、今回の横根平子地区計画が、地区の住民が主体となり、自分たちのまちをよりよくするためのルールを自分たち自身でつくっていく、身近なまちづくりとはなっていない点があるため、反対といたします。 ○議長(早川高光)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第61号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第61号「大府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  日程第7、議案第52号「令和4年度大府市一般会計補正予算(第5号)」から、日程第9、議案第54号「令和4年度大府市水道事業会計補正予算(第2号)」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は各常任委員会に付託してありましたので、各常任委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、建設産業委員長の報告を求めます。建設産業委員長。              (建設産業委員長木下久子・登壇) ◎建設産業委員長木下久子)  議長の御指名がありましたので、建設産業委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  始めに、議案第52号「令和4年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、原油価格や物価高騰に対する支援は、令和4年の5月と6月の補正予算に上がっていたが、農業者への支援が今回の補正予算となった理由は何か。  答え、5月末に肥料、6月下旬に配合飼料の大幅な値上げが発表されており、秋以降には出荷用資材にも更なる値上げがあるという状況の中で、農業者の現状や意見等を踏まえ、今回の補正予算に計上することとした。  次に、議案第54号「令和4年度大府市水道事業会計補正予算(第2号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、大府市が加入負担金を東海市に支払う前に、開発者からその相当額を受領することができるのか。  答え、本補正予算の成立後、開発者に対して納付書を発行する。開発者からは、予定どおり受領できると考えている。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員1名からありました。  その内容は、「加入負担金については、市が開発者から受領した後で東海市に支払うように進めていただきたいとの意見を添え、賛成する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの建設産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長小山昌子・登壇) ◎厚生文教委員長小山昌子)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  始めに、議案第52号「令和4年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、県から受託するヤングケアラー支援モデル事業は、どのような体制で行っていくのか。  答え、ヤングケアラー支援コーディネーターとして、正規職員と新たに任用する会計年度任用職員の2名を配置して、事業を実施していく。新たに任用する職員については、社会福祉士、精神保健福祉士、保健師、教員などの有資格者を募集する予定である。  問い、ヤングケアラーに関するアンケート調査は、どのように行う予定か。  答え、アンケート調査は、小学5年生及び中学2年生の児童生徒と、市内の小中高校の教職員を対象に実施する予定である。質問事項の配布や回答の回収は、ウェブの活用を考えている。  問い、令和5年4月から、公立保育園において使用済み紙おむつの処理を開始するとのことだが、臭気対策として考えていることは何か。  答え、使用済み紙おむつを保管する屋外ごみ収納庫は、密閉式にすることを考えている。また、これまでと同様、おむつに付いた便はトイレに流してから個別に袋に入れるなど、極力、臭気が出ないように回収していく。  問い、オミクロン株に対応した新型コロナワクチンへの期待が高まっているため、その需要と供給に関して、多少の混乱があることを懸念するが、対応を考えているか。  答え、国からの新ワクチンの配送が9月末から始まり、本市では、9月末から10月にかけて、市内の医療機関で接種が始まる予定である。市民にとっては、ワクチンの種類や接種回数、接種間隔などがわかりづらいため、疑問を解消できるような案内はがきを作成し、安心して接種できる環境で進めていきたい。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員2名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「今後取り組んでいかなければならない施策の一つであるヤングケアラー支援モデル事業と、公立保育園の紙おむつの処理に向けた環境整備を含む補正予算に賛成する」といった趣旨のもの、及び「県のヤングケアラー支援モデル事業において、市が自ら提案してアンケート調査を行うことを評価し、賛成する」といった趣旨のものでした。  次に、議案第53号「令和4年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長鷹羽琴美・登壇) ◎総務委員長鷹羽琴美)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。  議案第52号「令和4年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、プラスチックの回収品目や収集方法が大きく変わることで、分別の質を低下させないために、どのような取組を考えているか。  答え、回覧板や広報おおぶ、市公式ウェブサイト等での周知に加えて、各地域で説明会を実施して、市民に理解を求めていく。  問い、ICTを活用した中小企業向けのCO2排出量の「見える化」に係る実証事業とは、どのようなものか。  答え、市内の事業者向けに、脱炭素化を推進するための研修動画をつくるものと、事業者が電気やガス燃料などの使用量を入力する脱炭素化推進アプリを導入し、CO2排出量の現状を把握してもらうものである。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第52号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。9番・太田和利議員。 ◆9番議員(太田和利)  議案第52号「令和4年度大府市一般会計補正予算(第5号)」について、自民クラブを代表して、賛成の立場で討論させていただきます。  本補正予算の中には、ヤングケアラー支援事業についてのものが組み込まれています。これは、愛知県から本市が受託をし、ヤングケアラー支援モデル事業を実施していくものですが、これは、岡村市長の、この問題に対しても本市は積極的に取り組んでいくという姿勢の表れであると考えられます。また、この点につき、我々自民クラブとしても、今後取り組んでいかなければならない重点施策の一つであると考えており、本市と意見が合致しております。  また、紙おむつの処理に向けた環境整備への取組が含まれており、これは、保護者の切実な願いに応える施策であると考えます。  次に、本市では、令和3年1月にゼロカーボンシティの実現を宣言するとともに、2050年温室効果ガス排出量の実質ゼロに向けた「第3次大府市環境基本計画」を策定しています。そして、このことを実現していくために重要なのが、市民や事業者への普及啓発の取組であると考えます。本補正予算に含まれている脱炭素化へ向けた事業は、その一助となり得ると考えられ、本市の事業者のカーボンニュートラルの取組に向けた行動につながることを期待します。  次に、資源回収事業として、令和4年4月に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行され、市町村において製品プラスチックの回収が可能となり、それを受けて本市でも、令和5年4月から、市民に身近なごみステーションにおいて、週1回、資源となるプラスチックの一括回収をするための環境整備に向けた予算が組まれています。これは、市民の利便性の向上につながるだけでなく、リサイクル率の向上につながることが期待できる事業と考えられます。  最後に、コロナ禍における厳しい経済状況の中、ロシアによるウクライナ侵攻や円安などによる肥料や家畜の飼料の高騰などにより、本市の営農者への影響は計り知れません。そこで、本予算における物価等高騰対策総合支援事業補助金は、本市の営農者にとって非常に有効な施策であると考えられます。  以上、多くの大事な事業を含む本予算に賛成します。  岡村市長及び執行部におかれましては、引き続き、限られた財源を有効に活用し、かつ、効果的な施策を打ち出していただき、大府市の市民、事業者の皆様に対して効果のある、そして、先を見据えた施策を講じていただくことを心より期待し、賛成討論といたします。 ○議長(早川高光)  反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)
     賛成の討論はありませんか。15番・国本礼子議員。 ◆15番議員(国本礼子)  議案第52号「令和4年度大府市一般会計補正予算(第5号)」に対し、公明党として、賛成の立場で討論いたします。  本補正予算において、特に2点申し上げます。  歳出として、コロナ禍における物価等の高騰に直面する営農者を支援するため、物価等高騰対策総合支援事業補助金が新たに計上されています。特に飼料をめぐっては、世界情勢に鑑みると、トウモロコシ等の国際価格の高騰や輸入遅延、円安等により、当面の間、不安定な需給状況が予想されます。  愛知県により、配合飼料価格と基準価格の差額の2分の1以内という補助が行われる中、本市独自で更に4分の1以内の補助を行うのは、行き詰まりを感じてみえる市内の事業者には心強い支援となるものと期待いたします。  そして、歳入では、ヤングケアラー支援事業業務委託金が新たに計上されています。本年3月に公表された愛知県ヤングケアラー実態調査結果では、「世話をしている家族がいる」と回答した子どもは、全国調査の結果と比べ、高い割合となっていることが判明いたしました。  昨年、ヤングケアラー支援連絡会議を設置した本市は、今回、県の委託を受けたモデル事業として、いち早くヤングケアラーと家族の課題に積極的に取り組むため、支援コーディネーター2名を常設し、企画委員会を設けて、市政に反映させていくことになります。令和7年3月までの約2年半の中で、成果を分析し、他の市町村にも展開されるためのロールモデルとなることが求められます。  潜在的なヤングケアラーをどのように見付けるか。また、当事者においては、家庭の中で自分は必要とされている、役に立っている、喜んでもらえたなど、他者がいるからこそ生まれる感情である自己有用感を大切にしながらも、必要な手を差し伸べていくという重点的な支援が、子どもの健やかな育ちを守る未来の礎となることに期待し、本補正予算の賛成討論といたします。 ○議長(早川高光)  反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。19番・宮下真悟議員。 ◆19番議員(宮下真悟)  議案第52号「令和4年度大府市一般会計補正予算(第5号)」について、無所属クラブとして、賛成の立場で討論いたします。  御提案の内容はいずれも、市民にとって、また、大府市の未来にとって必要なものであり、各委員会においても慎重に審議されている旨、了解とするものですが、予算審査に当たる議員の側として、財政の原則を踏まえた意見を1点だけ申し上げておきたいと思います。  令和5年度からスタートする新規事業の準備予算として御提示いただいた内容が2件ございました。一つは、公立保育園で使用済み紙おむつを処分するための収納庫等、もう一つは、資源となるプラスチックの一括回収を始めるに当たって配備されるネット等の消耗品であります。  これらの御提案のうち、前者については、従前より、近年の保育ニーズにおける課題の一つとして、多くの御家庭から望まれているもの、後者も、将来にわたる環境負荷の軽減を通じ、よりよい未来を次世代へとつないでいくための意義ある施策として、いずれも、内容に何ら異議はなく、むしろ前向きに評価をしているところです。  しかしながら、自治体財政には予算単年度主義という原則があります。地方自治法の第211条第1項及び第232条の3等において規定されるもので、予算は年度ごとに作成し、翌年度以降の予算を拘束してはならないという原則であります。  この原則に従えば、本補正予算のうち、これら2件の御提案の本旨は、あくまで、使用済み紙おむつの収納庫やネット等の調達の是非となりますので、あえて極端な言い方をすると、来年度に始まる事業本体の予算の議会における議決の可否を何ら保証するものではないということであります。  一方で、当該予算がここで認められれば、当然、その執行が速やかになされるわけでありまして、来年度からの取組を着実にスタートさせるための準備予算である点を前提とする、このような場合においては、債務負担行為として事業本体も含めて議論のテーブルに載せ、議決を取るというプロセスとするのが、先に申し述べた予算単年度主義の原則における本筋ではあるまいかと考えるものであります。  自治体財政の重要なルールである予算単年度主義に拘束されるがゆえに、様々な事業が年度途中からのサービス開始となってきた例は、全国でこれまでも枚挙にいとまがありません。計画から実施まで2年がかりとなることで、「行政は仕事が遅い」と批判される要因ともなってきました。  市民によりよいサービスをいち早くという岡村市長の御姿勢は、前向きに評価しておりますし、市民のためを思ってこそ、年度途中での着手とせざるを得ない事業の立案は、今後も多々あり得るものと考えますので、いわゆる18か月予算として提案する選択肢も是非御検討いただきたい旨、御提案を申し上げまして、無所属クラブとしての賛成の討論といたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  反対の討論はありますか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありますか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第52号「令和4年度大府市一般会計補正予算(第5号)」について、賛成であります。  二つの事業について意見を申し上げます。  新たな事業として、大府市の保育園での紙おむつの処分費用等についての補正予算が組まれております。保護者にとって、毎日の汚物の持ち帰りがなくなることで、きょうだいで保育園に通う世帯にとっても、人数分の汚物やその汚物が入ったバケツ、また、布団を持っての送り迎えの負担が減ることになり、とても助かるサービスの一つです。  しかし、これまで子どもの健康管理、把握のため、持ち帰りをお願いしていたことから、持ち帰りを希望される世帯は、今後、申し出てもらうよう配慮していくのかどうか。また、実際におむつの交換や処理をする保育士が個々に仕分をする作業は必要なくなりますが、新たな保育士負担とならないよう、限られた敷地内で、より効率的な汚物の処分方法を現場の保育士と一緒に確認しながら進めていただきたいと思います。  次に、ヤングケアラーの実態調査の対象についてです。  小中学校の児童生徒へのアンケートは行うとのことですが、進学や就職の時期でもあります高校の生徒にも行う必要があると考えます。  大府市民の高校生を対象にしていくことは難しいと思いますが、市内外にこだわらず、どこに住んでいようと、子どもたちが苦しんでいるのであれば、必要な支援につながるきっかけとなります。大府市内の高校の生徒も対象とし、アンケートの実態が示されれば、県内、全国にも広がり、市外の高校に通う大府市の子どもたちにも支援の輪が広がることにつながります。  次に、支援体制についてです。  今年受けましたヤングケアラーについてのセミナーで、「欲しかったのは、答えではなく共感。そして、信頼できる人との出会いだ」という事例が紹介されました。大人は信頼できず、子どもでもわかるような業務的で冷たい対応をされたという当事者の声がありました。しかし、自分の話をしっかり聞いてくれる大人に複数出会うようになり、対応できる策がない場合でも、親身になって聞いてもらえるのは有り難かった。答えは要らないので、精神面で頼るところが欲しかったなど、子ども時代を振り返る当事者の言葉がありました。  支援が必要な世帯に対しては、子どもだけではなく、世帯全体での支援が必要です。とても重要な取組ではありますが、慎重に関わらなければ、子どもをより苦しめることにつながるなど困難さもあります。関係機関との協力はされると思いますが、相談業務については、専門職を配置し、1人の職員に任せきりにしない、チームとして対応していただき、全ての子どもたちの心の支えとなることを期待し、討論といたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。賛成ですか、反対ですか。賛成ですね。4番・鷹羽富美子議員。 ◆4番議員(鷹羽富美子)  議案第52号「令和4年度大府市一般会計補正予算(第5号)」について、賛成の立場から討論させていただきます。  今回の補正予算には、ヤングケアラー支援事業や、コロナ禍や世界情勢に起因する飼料価格の高騰などにより経営の苦しい農業者への支援事業、ゼロカーボンに向けた事業、福祉職員、保育士や放課後児童支援員等の処遇改善のための事業などがあり、市民の生活を守るために必要な事業と判断し、賛成いたします。  さて、1点、意見を述べさせていただきます。  保育士等処遇改善や放課後児童支援員等処遇改善事業についてです。二つは処遇改善事業に類するものですので、あわせて述べさせていただきます。  保育士も放課後児童支援員も、ともに子どもの成長に深く関わり、保護者が安心して働き続けられるための役割を担う大切な仕事をしていますが、直営、民営を問わず、その賃金は他職種と比較して決して高いとは言えません。民間の保育園や学童保育所などの処遇改善に向け、前年度は迅速に対応していただき、10月からも引き続き対応していただけることは評価しております。  しかし、公立保育園や公設放課後クラブの職員に対する処遇改善の措置については含まれておりません。例えば、本市の放課後クラブの月額の会計年度任用職員の年収は約243万円と、市公式ウェブサイト上に提示されています。他市町と比較してうんぬんというよりも、この額は、自立して生活するには苦しい金額というのが正直な感想です。これら公立の職員に対しても、処遇改善を検討していただきたいと考えます。  保育職の給与や会計年度任用職員の報酬については、条例改正等が伴ってくることではありますが、再度検討していただきたいと考えます。  以上、意見を申し述べ、賛成の討論といたします。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。賛成ですね。2番・大西勝彦議員。 ◆2番議員(大西勝彦)  では、補正予算に対して、賛成の立場で討論をさせていただきます。  まず、ヤングケアラーにつきましては、私ども市民クラブの仲間の議員が、以前、一般質問でも取り上げて、積極的にやっていただきたいということを申し上げましたので、その方向で、国と県もちょっと動き始めましたので、今回は県の委託事業ということですけれども、大府市としても積極的にお願いしたい。  それで、今後も、国と県との連携をしっかりとって、日本全国に広がっていくような形での取組をお願いしたいと思います。  それから、保育園の紙おむつの処理ですけれども、これも、私どもの仲間の議員が一般質問で、市民クラブの仲間の議員が一般質問で取り上げて、今の若いお母さんが、本当に紙おむつを持ち帰って中を見るかと。見ないでしょうというようなことでやって、当時は、まだまだ、それは、保育園では処理できないというような答弁でしたけれども、それが今回、来年度からやるという前提で準備を進めるということですので、是非ともこういったことも、生の子育て世代の声を聴いて、しっかりとサービスの向上、子育てしやすいまちをつくっていっていただきたいと思います。  それから、プラスチックの回収ですけれども、私も以前から、例えば製品が、これはプラスチックなのになぜ資源に回らないのか、プラごみになるのかというようなことを思っていました。それがまた今回は、法律の改正によってプラスチックも回収できるというようなことになったので、これも、来年度からやるということでの準備の予算が、今回、補正予算として示されたということです。  先ほどもありましたが、紙おむつとプラスチックの回収については、来年度からの施行ということで、既に公表されていますよね。ホームページ上にも載っていますし、プレスリリースもされています。それで、今回、補正予算ということで出てきていますので、委員会の質疑の中でも、令和5年4月からやっていきたいということも言われていますので、これはやはり、執行部の意思として、しっかりと、今回の補正予算になったんだと思います。  それと最後に、予算単年度主義という言葉がさっき出ましたので、意見を言いますけれども、私が議員になって、なぜ行政は年度使い切りというか、年度主義なんだと。やはり長期的な課題については、長期的な予算を取ってやるべきではないのかというような思いがありました。  それが、私、議員になって20年ですけれども、20年の決算で、次年度への繰越しのお金の額をずっとプロットしてみますと、平成28年度、岡村市長になった頃から一気に繰越金が伸びているんですね。ということは、財政上、非常に余裕があったということもあると思いますけれども、岡村市政になってから、長期的な視点で物事を考えるものも出てきたというように評価をしております。  ですので、今回も、紙おむつとプラスチックの回収ということで出ておりますけれども、今後も、財政運営上、長期的にやるものと短期的に一気にやるものということをしっかりと分けて、財政運営をしていただきたいということを申し上げまして、賛成討論といたします。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第52号を採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第52号「令和4年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第53号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第53号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第53号「令和4年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第54号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第54号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第54号「令和4年度大府市水道事業会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決されました。  お諮りします。ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午前10時18分                 再開 午前10時30分 ○議長(早川高光)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第10、議案第55号「市道の路線変更について」から、日程第12、議案第57号「市道の路線廃止について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は建設産業委員会に付託してありましたので、建設産業委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。建設産業委員長。              (建設産業委員長木下久子・登壇)
    建設産業委員長木下久子)  議長の御指名がありましたので、建設産業委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  始めに、議案第55号「市道の路線変更について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告いたします。  問い、長草町の市道2048号線上に柵が設置されていたが、なぜか。  答え、市道であるため、誰もが通れる道であることが前提である。今後、現地を確認して対処していく。  次に、議案第56号「市道の路線認定について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第57号「市道の路線廃止について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、横根町の市道6019号線については、約20年前に開発されて、既に道路形状をしていない中で、今回、路線廃止の議案を上げた理由は何か。  答え、民間の開発行為により築造した道路部分と公有地を交換するに当たり、道路部分の所有権の変更登記が令和4年5月に完了したためである。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの建設産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第55号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第55号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第55号「市道の路線変更について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第56号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第56号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第56号「市道の路線認定について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第57号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第57号「市道の路線廃止について」は、原案のとおり可決されました。  ここで、説明員の入替えがありますので、しばらくお待ちください。  日程第13、議案第62号「訴えの提起について」及び日程第14、議案第63号「令和4年度大府市一般会計補正予算(第6号)」を、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第62号「訴えの提起について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、損害賠償の請求に関し、訴えを提起したいので、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  内容といたしましては、相手方から購入した土地に産業廃棄物が埋設されていたことにより、本市が当該産業廃棄物の除去を余儀なくされたため、相手方に対して、当該処理に要した費用分の損害賠償金の支払いを求めたところ、相手方がこれに応じないため、損害賠償請求に係る訴えを提起するものでございます。  詳細につきましては、「損害賠償請求に係る訴えの提起について」を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  議案第63号「令和4年度大府市一般会計補正予算(第6号)」につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第218条第1項の規定に基づきまして補正予算を調製し、議会に提出するものでございます。  歳入歳出補正予算額は、535万5,000円の増額で、補正後の予算総額は、364億6,799万2,000円となるものでございます。  歳出予算の内容といたしましては、損害賠償請求に係る訴えの提起に要する費用として、行政法務事業に係る弁護士謝礼、手数料、駐車場使用料及び有料道路通行料をそれぞれ増額するものでございます。  歳入予算の内容といたしましては、財政調整基金繰入金を増額するものでございます。  詳細につきましては、補正予算の概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入りますが、質疑については、両案一括で行います。質疑はありませんか。9番・太田和利議員。 ◆9番議員(太田和利)  それでは、1点ですけれども、訴えの提起に至るまでの経緯について、該当の土地に産業廃棄物が埋設されていることが判明してから、市は、相手方に対して、どのような働き掛けを行ったか。提起を避けることはできなかったのか、お答えください。 ○議長(早川高光)  お答え願います。都市整備部長。 ◎都市整備部長(伊藤宏和)  産業廃棄物の埋設の事実が判明しましてからは、弁護士と相談しまして、相手方と交渉してまいりました。  交渉は、産業廃棄物の除去を相手方に求めましたが、応じていただけず、結果といたしましては、本市が行った除去の費用を相手方に求めることとなっております。  交渉は、事が事だけに、なかなか応じていただけなかった状況でございましたが、誠心誠意をもって説明をさせていただきました。  しかし、相手方は、費用負担を一切認めない姿勢に、早期の円満な解決は見込めず、また、本年10月3日が契約してから10年となりますので、債権が消滅することから、司法の場で判断を仰ぐほかはないと、やむを得ず、訴えを提起するに至ったものでございます。  以上です。 ○議長(早川高光)  答弁終わりました。  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第62号及び議案第63号については、会議規則第36条第1項の規定により、総務委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第62号及び議案第63号は、総務委員会に付託することに決定しました。  お諮りします。ただいま付託されました議案第62号及び議案第63号の審査の委員会を開いていただくため、ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午前10時42分                 再開 午前11時04分 ○議長(早川高光)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第15、議案第62号「訴えの提起について」及び日程第16、議案第63号「令和4年度大府市一般会計補正予算(第6号)」を、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長鷹羽琴美・登壇) ◎総務委員長鷹羽琴美)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、ただいま休憩中、委員会室1において委員7人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  議案第62号「訴えの提起について」及び議案第63号「令和4年度大府市一般会計補正予算(第6号)」は、会議規則第84条の規定により一括議題として審査しました結果、両案とも、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。
     以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第62号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第62号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第62号「訴えの提起について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第63号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第63号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第63号「令和4年度大府市一般会計補正予算(第6号)」は、原案のとおり可決されました。  ここで、説明員の入替えがありますので、しばらくお待ちください。  日程第17、議案第58号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第58号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、固定資産評価審査委員会委員を選任するに当たり、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。  内容につきましては、現在委員であります杉浦俊道氏が、令和4年9月26日をもちまして任期満了となりますので、後任として新たに、片岡忠雄氏を委員として選任するものでございます。  片岡氏は、人格高潔にて識見も高く、また、土地家屋調査士、行政書士及び宅地建物取引士として活躍され、その手腕と力量を遺憾なく発揮されるものとして、委員に最適任者であると確信いたしておりますので、皆様の御同意を賜りますようお願いいたします。  なお、このたび退任されることになります杉浦氏につきましては、平成19年9月から5期15年間の長きにわたり委員として御活躍いただき、心から感謝と敬意を表すものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第58号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第58号を採決します。  お諮りします。議案第58号については、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第58号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」は、これに同意することに決定しました。  日程第18、議案第59号「教育長の任命について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第59号「教育長の任命について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、教育長を任命するに当たり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。  内容につきましては、現在教育長であります宮島年夫氏が、令和4年9月30日をもちまして任期満了となりますので、ここで再度、宮島氏を教育長として任命するものでございます。  宮島氏は、教育長として2期6年間の経験をお持ちであり、人格高潔にて指導力も高く、また、教育に関して優れた識見と強い責任感は、教職員を始め多くの関係者の信望を集めており、今後の教育行政において、引き続き、その手腕、力量を遺憾なく発揮されるものと確信いたしておりますので、皆様の御同意を賜りますようお願い申し上げます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第59号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第59号を採決します。  お諮りします。議案第59号については、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第59号「教育長の任命について」は、これに同意することに決定しました。  ここで、ただいま教育長の任命について同意をいたしました宮島年夫教育長から挨拶をいただきます。              (教育長・宮島年夫・入場し登壇) ◎教育長(宮島年夫)  議長から発言の許可をいただきましたので、一言御挨拶申し上げます。  ただいまは、教育長の選任につきまして、議員各位の御同意を賜り、深く感謝申し上げます。  平成28年に、私のふるさと、この大府市の教育長職に就かせていただき、早6年の月日がたちました。この間、新たな学習指導要領による特別の教科としての道徳や小学校での外国語科、英語学習の開始、児童生徒1人1台のタブレットの活用、いじめ・不登校に関わるスクールロイヤー、スクールソーシャルワーカーの導入、各小学校への養護教諭補助員の配置、体力向上を目指す小学校での体育授業の改善、小学校での民間プールの活用、日本語初期指導教室の設置、児童生徒数の増加に伴う学校施設の増改築や校区の見直し、空調機の全教室・特別教室・体育館・武道場への設置、全小学校の遊具の大規模改修、通学路の総点検と改修への働き掛け、また、現在進めております「教員の働き方改革」に伴う中学校部活動の地域移行など、様々な課題に携わってまいりました。そして、いまだ収束が見通せない新型コロナウイルス感染症につきましては、児童生徒の安全で安心な学校生活に努めているところでございます。  非力ではありますが、今後も、6年前の所信表明で述べさせていただきました「一人の子を粗末にするとき、教育はその光を失う」、この言葉に込められた思いを自身の戒めとして、子どもたちが生き生きと活動し、健やかに成長していける学校教育を求め続けてまいります。  議員各位におかれましては、今後も変わらぬ御指導とごべんたつを賜りますようお願い申し上げ、御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(早川高光)  日程第19、議案第60号「教育委員会委員の任命について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第60号「教育委員会委員の任命について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、教育委員会委員を任命するに当たり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。  内容につきましては、現在委員であります永田司氏が、令和4年9月30日をもちまして任期満了となりますので、後任として新たに、近藤由美子氏を委員として任命するものでございます。  近藤氏は、大府市立神田小学校のPTA副会長を務められ、教育分野で活躍されており、人格高潔にて識見も高く、各方面から高く評価され、地域住民の信望も厚く、委員として最適任者であると確信しておりますので、皆様の御同意を賜りますようお願い申し上げます。  なお、このたび退任されることになります永田氏につきましては、平成26年10月から2期8年間の長きにわたり委員として本市の教育に情熱を傾注していただき、心から感謝と敬意を表すものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第60号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第60号を採決します。
     お諮りします。議案第60号については、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第60号「教育委員会委員の任命について」は、これに同意することに決定しました。  以上で、本日の日程は全て終了しました。  お諮りします。明日9月22日から9月28日までの7日間は休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、明日9月22日から9月28日までの7日間は休会とすることに決定しました。  来る9月29日は、午前9時から本会議を開き、各常任委員長の報告を求め、質疑、討論及び採決を行います。  本日は、これにて散会します。                 散会 午前11時22分...